2021年03月15日
新型コロナワクチン接種が日本でも始まりました。
当院もワクチン接種医療機関となっているため、先日、接種シミュレーションを実施しました。
その様子をご覧ください。
接種開始15分前には会場も準備万端になっていました。
接種希望者が案内されてきましたよ。
入る前に接種についての簡単な説明を受け
手指消毒を済ませ、受付を行います。
体温を測定し
問題なければ問診です。
次の接種者もその間に受付を済ませます。
問診で問題なかったので、続いて接種に移ります。
名前やアレルギーもちゃんと確認して
シミュレーションなので実際に針を刺すわけではないですが、なんとなく『痛っ』て言ってしまいそうですよね。
次の接種者も同じように進んでいきます。
接種が終わったら、記録者が予診票と接種記録書にワクチンのシールと必要事項を記載し
接種後の待機時間を記入した紙を接種者に渡します。
待機所にご案内した後は、こまめに状態観察を行います。
医師も入れ替わり問診の手順を確認しています。
広報誌や接種についての説明を読んだりして待機時間を過ごしていただきます。
接種が終わるごとに消毒もします。
順調に進んでいるなと思ったその時・・・。
あっ、待機中の方が倒れました。
医師、看護師が即座に対応を開始。
救命病棟24時を見ているような見事な連携です。
実際の接種では本当に何が起こるかは分かりません。
いろいろな状況を予測して動く必要があります。
シミュレーションが終わると、問題点等の洗い出しが始まりました。
倒れた接種者も対応がよかったので復活しましたよ。
最後に意見交換でシミュレーションは終了しました。
終わったあともそれぞれの持ち場で改善点が話し合われていました。
今回使用した予診票や説明文書がこちらです。
導線も少し修正が必要になりそうです。
職員だけではなく、外部の医療機関の職員の方も接種に来られる予定となっています。
今回のシミュレーションを活かして、スムーズな接種が出来るように準備を整えていきたいと思います。