2021年04月21日
法人の出退勤システムがタイムカードから静脈認証に変わったのが約10年前。
その名もきんむ君。※ちなみにこの端末はきんむ@ちゃんです。
『タイムカードを探してガッチャン』から、『誕生月を選んで手のひらの静脈をかざして認証』になった当初は、こんな画期的なシステムがあるのかと感動(ノД`)・゜・。
人事経理課の職員も、タイムカード時代は手計算で行っていた残業時間等の計算も機械化されたことにより、若干の修正は必要ですが給与計算がずいぶん楽になったと思います。
このきんむ君も、当初2台運用だったのがみなみの杜が開設され1台追加の3台で運用していました。
上にも書いてありますが、3台運用のため各端末に名前を付けてたんですよ。
左がきんむ@さま、右がきんむ@ちゃん、そしてみなみの杜に導入された時は悩みに悩んできんむ@くん(笑)
『システム名そのままやないかっ』と突っ込むのはやめてください(´・ω・`)
名前を付けたおかげでずいぶんと愛でることができました。(私だけですが、きっと)
そんなきんむくんですが、静脈認証ということで導入年数が経つにつれ、反抗期(寒い時)には認証率が低く認証にも時間がかかってきていました。
また、新型コロナウイルスの感染が拡大し、タッチパネルで誕生月や出退勤を選ぶこと、そして、センサーガイドに手を乗せることも懸案事項となり、前々から他の認証方法を模索していたところシステム会社からも顔認証で行けそうですと回答があり、約半年前から導入の打ち合わせが始まりました。
打ち合わせもリモートです。
顔認証端末も新型コロナの感染拡大により需要が増え、3月頭にギリギリ納品となりました。
総務課には顔認証端末が8台同居です。
さすがに8台もあるので、今回は命名はやめておきました。(笑)
稼働開始が4月21日と決まり、職員の写真の準備や登録、顔認証テストも急ピッチ。
カメラの角度を確認中。
顔認証テスト用のマニュアル作成のための写真撮影も並行して行います。
モデルは認証率が高すぎるI課長。
課長は通り過ぎただけでも認証してしまうため、総務課内は『出勤しました』『退勤しました』が鳴り響く(ノД`)・゜・。ww
仮設置による顔認証テストも長めに設定し行いました。
そして設置も完了し、本番を待つのみ。
設置場所は2カ所から4カ所に増やし、今までタッチパネルでの操作が必要だった出勤、退勤の切り替えも端末を分けることで対応しました。
そして21日に無事稼働を開始。
認証時間も早い職員だとマスクを着けていても1秒ほどで認証してくれます。
まだまだ慣れていない職員もいて、マスクでの認証に時間がかかったりしますが概ね順調に認証されているような気がします。
愛媛県では新型コロナの感染対策期に入っており、これから「まん延防止等重点措置」を要請するという情報もありますが、今まで以上に感染対策に注意をして業務を行っていきたいと思っております。
新しいものが導入されるとウキウキする写真撮る人でした(∩´∀`)∩