2021年07月08日
新型コロナの感染拡大により変更になったものの一つに研修があります。
感染拡大前は、県外へ研修に行ったり院内の集合研修を行っていましたが、昨年度途中から感染状況によっては中止となっていました。
ワクチン接種も開始されましたがすぐに元の状態に戻るわけではありません。
研修も必要です。
そこで教育委員会が中心となり、今年度より学研ナーシングシステムを利用してのオンライン研修を導入しました。
カリキュラムは多岐に渡っているので、今まで院内で行っていた必須研修や全体研修は
もちろん専門性の高い研修もできるようになっています。
各パソコンでログインすればどこでも研修を行うことができるようになります。
研修はもちろん受講履歴やコース内での研修スケジュールなどが一目瞭然です。
もちろん最後にはテストも行えます。
これまでの集合研修では、教育委員や主催者が会場設営、研修用の資料を作成したり
DVD研修が行えるように動画撮影したりと付随する業務が多く負担も多かったのですが
オンライン研修システムの導入によりそれらの手間や時間が減り、その分研修することに
時間をかけられるようになりました。
研修内容を見返すこともできるので、有効かつ効率のよい有意義な研修を行うことができるようになったのではないかと思います。
また、新型コロナウイルスの感染拡大により、県外での学会や研修がオンラインで実施されるようになったため、移動の必要がなくなり研修にかかる時間も費用もグッと抑えられていることは、オンライン化が進んだ恩恵だったかもしれませんね。
愛媛では今日も新規の新型コロナの感染者は出ていません。(7/8現在)
必須研修などの大人数の集合研修はなくなりましたが、入職時の新人研修や入職後1か月経過後のフォローアップ研修は実施しています。
やっぱり顔を見ての研修が必要なものもあります。
取捨選択をし、できる限りリスクを減らした研修を行っていきたいと思います。